こんな広告・勧誘はダメだ!(2)後編
前編からの続きです。
まだブログのほんの一部にしか言及してないのに、つっこみどころが多すぎて前編・後編に分ける始末。
証拠金がマイナスになる可能性をごまかすなよ
>FXで借金を背負う人は、順序が違っていて、
ほとんどの場合は「アコムとかで借金をして、
それをFXにつぎ込んでいる」んですよ。
順序が違う、とは、外部で借金してそれをFX取引所に入金してるの意味?
なぜそれに限定している。
それはFXをやっていて負けを補てんしようと外部に借金をする場合の話であり、取引所に対して借金ができることもある事実を誤魔化してるよね。
あと蛇足ですけど、この文脈で特定の社名出すの、アコムの印象悪いですよ。
>FXの仕組みで借金をしたわけではなく、
自分の心の弱さが原因で借金をしているわけですね。
借金するよ。
そこをどうしてもごまかしたいんだな。
借金にならないのはレバレッジを一切使わない場合。(たぶん)
潤沢に証拠金があり、低いレバレッジなら可能性は低くなるが、高いレバレッジやマイナー通貨で取引をしている場合、短期間で大きな値動きとともにロスカットが間に合わなくて借金背負ってる人はいます。
アコムに金を借りに行く暇もなく、取引所に対して借金になるよ。
その証拠にこの広告元であるインヴァスト証券のホームページにも書いてる。
↓
アコム関係ないし!
てか、公式サイトと矛盾してる事書いてるとか、もうどうしたらいいんだ。
証拠金をマイナス(借金)にまでしてしまうとは、短時間で値が一方に大きく動いた時・または値が飛んだ時、ロスカットが間に合わない可能性がある、という恐ろしい事態なのです。
前回の記事でロスカットは不測の事態のストッパーとの友人談でしたが「不測の事態」にも程度がありまして。
程度が大きい時ほど、ロスカットは意味が無いとおっしゃる人もいます。
※「ロスカットが間に合わない事態」については長くなるので別記事で書きます。
この短時間とは秒の話。さっき読んだ裁判事例では「18秒ずれた」でした。それで借金1,000万だったかな?
興味ある人は「ロスカット まにあわない」で検索するだけで先輩方の体験談などが読めますよ★
「あんた投資やってる時、時々崖からバンジージャンプさせられるぜ。大丈夫、命綱はあるから。でも急激に落ちるとたまにはずれるけど。」
って言われたらどーする?
「ちょ、はずれるとかさらっというなよ、説明しろよ!死ぬだろ!」
ってなるでしょ?
でもそういうことなんです。
投資家には一発即死級の事態なんです。
「大丈夫~めったにないから」
と言われたって、心配になるでしょう?だからこのリスクは絶対知っとかないといけません。
ほんとにめったにないの? 僕はそうは思いません。
確かここ5年くらいで思いつくだけで、ギリシャ危機・イギリスEU離脱国民投票・スイスフラン要人発言で暴落・トルコリラ暴落・・・・
今思い出せるだけ書いたので順番や規模も適当ですが、これらの事象で大きく為替が変動しました。
それを回避するにはどうするかも、また別に記事を書きます。