メロンパン、リスクを考える

初心者以上、投資家未満。投資のリスクは人生のリスク。

【成績をある程度公開】イケハヤ推奨の投資方法を否定 ~FXを2ヶ月やってみた感想~

はい、どうも。

外は梅雨の曇り空、柳メロンパンです。ちょっとテンション低め。

FXやりだして2ヶ月経ったので、その感想と、イケハヤ氏の推奨していた豪ドルスワップ投資を実際やってみて、自分の投資法との比較等を書きます。

やってみた結果の成績をみるに、元々持っていた自分の推測が正しかったことを実感している日々です。

 

最初にざっくり結論を

・2ヶ月間の筆者のFX成績はイケハヤのスワップで得た額の何倍もある。

・差益を狙うトレードのほうがスワップより利益が大きい、豪ドル円スワップはハナクソレベル

・豪ドルポジション2ヶ月放置 スワップ約3,500円、含み損約2万円(未決済)

・豪ドル円以外の通貨ペアのスワップ利益が1万円以上(決済済)

 

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b-87gimeronpan.hatenablog.com

※当ブログはFXを推奨するものではなく、あくまで筆者個人の経験や感想です。

FXはハイリスクな投資です。元本を大きく減らす可能性もあります。

始める際は業者の説明・ルール・システムを正しく学びましょう。

 

 

 

 

 

まず(うっすら)僕の成績

 ※実際の額や物証を出す気はありません。悪しからず。

 

元本15%増、含み損6% (2019年7月12日時点)

実際の金額をいう気はありませんが、イケハヤ氏が2018年秋頃に始めて現在元本400万円ほどつっこんでいるスワップ利益の

数倍の利益を

イケハヤの半分以下の元本で

2ヶ月で得ました。

半分以上は運です、はい。でも投資は勝てば官軍じゃ!!←

 

取引きした通貨ペア

ドル円 スワップ利益数千円

・ユーロ円

・ポンド円

・豪ドル円 スワップ利益微々(トータルでは損)

・ユーロドル 売のスワップ利益一番多い

 

ユロ円はスワップがほぼ無く、ポンド円はデイトレしかやってないのでスワップは今はついていません。

 どの通貨ペアでも買(=ロング)、売(=ショート)双方のポジションを適宜とって為替差益を狙ってトレードしています。

デイ、スイング、中長期のポジションはその都度適当に。

含み損が開きそうなポジは損切、スワップでカバーできそうなポジは塩漬け。

損切額がデカかったのはユロ円〔買〕、豪ドル円〔買〕です。

ユロ円の〔買〕の損はユロ円〔売〕で取り戻しました。

 

僕が使っている業者はイケハヤ氏が推奨している業者ではありません。

業者によってスワップ・スプレッドの額は変わりますし、時期によっても変動します。

ドル円スワップ額はここ数年下落していってます。

 

 

豪ドルスワップの実験について

 

・豪ドルポジション2ヶ月放置 スワップ約3,500円、含み損約2万円(未決済)

 

 

ドル円(=オジ円)のポジは4つ位値を分けて持っていましたが、そのうち1つは値が戻ったのでやや利益を出し、もう1つは損切しました。

豪ドルで現在確定した損は数千円だったと思います。

 

現在残しているポジションでもイケハヤが公開している取得単価より低いです。

2ヶ月弱のスワップでもその為替差損を埋めてられていません。

77円まで戻せば僕は余裕でプラスになりますが、この先どれくらいの期間待てば77円に戻るのか?

何年も戻らない可能性もあります。

 

f:id:b-87gimeronpan:20190713155501p:plain為替レート

仮に今の75.8円のままで僕の業者のスワップだけで取り戻そうとすると約400日かかります。

スワップ狙いの場合、いつ値が戻るか分からないポジションのために資産を拘束し続けなくてはいけません。

 

また、75.8円より下がる可能性やスワップ金利)自体も下がる可能性もあります。

しかし77円台に戻りさえすれば僕の損はなくなります。

 

ちなみに。

僕の為替差益を狙ってのトレードの1日の最高確定利益からすると、2万円を約1日で取り戻すことも可能です。

長くかかっても2週間あれば取り戻せる計算になります。

 

 

 

 

 

豪ドルのスワップ金利)は別に高くない

 

イケハヤ氏は過去にヒロセ通商の豪ドル円〔買〕のスワップ

「1日50円 おいしい!」

(1万通貨:約50円)

的な事を言っており、今30円くらいに落ちているのですが・・・。

www.mo-ney.net

 

僕の使っている業者は1万通貨で

ドル円〔買〕70~80円

・ユーロドル〔売〕80円以上

スワップは変動します。2019年5月~7月の実績です。

 

国の情勢が不安定であったり流通量の少ない通貨(例:南アフリカランドトルコリラ、メキシコペソ等)ではなく、主要通貨同士(ドル・ユーロ・円)のペアでもこのスワップがつくのです。

 

損が出て完全に値が戻らなくても待っていれば結果的にカバーできましたし、値が戻れば差益+スワップでさらにおいしくなりました。

豪ドルスワップより高いうえに、ここ2ヶ月間以内に取ったポジションの値にだいたい戻ってきたので、ほぼ損切もしていません。

 

僕がよくツイッター上でもお世話になっているゆきママさん(@yukimamafx)のブログ記事です。

yukimama.net

正直、ゆきママさんの記事を僕は全部理解しているわけではないですし、常に参考にしている訳ではありませんが・・・。

上記の記事の一つでも、イケハヤ氏が豪ドル円投資を勧める際に言っている内容と比較してみてください。

 

上記ゆきママさんの記事より引用 ↓

上記は10年国債利回りのチャートで、上がオーストラリアで下が米国です。10年前、6〜7%の利回りがあった時代ならいざ知らず、今や米国債よりも利回りが低いですからね。転ばぬ先の杖・・・的な意味でオーストラリアに投資するという判断なら分かりますが、積極的に投資する時代はとうに終わっているといった印象です(ヾノ・∀・`)ナイナイ

さらに、中国が右肩上がりの成長を見せている間は、中国への依存というリスクはほとんど無視されていましたが、中国経済が曲がり角を迎えつつある現状は、もはやリスクでしかないわけです。

 

ゆきママさんの語る豪の中国への依存、米国債との金利の比較などなど、イケハヤ氏の推奨の仕方の薄さや根拠と比べ、雲泥の差であることは一目瞭然です。

 

 

豪ドルについてのツイートと「もしも」の話

イケハヤは都合悪くなって黙ってましたが、

2019年6月に 豪ドルは 73~74円まで落ちてたんですよ。

そしてイケハヤは80円台の時に利確をしなかったんですよね。

 

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大きな儲けのチャンスを逃すイケハヤ。

 

チャンスを逃したのは一回ではありません。

84円台の時もガチホをうったえてスルーしていました。

↓その模様はコチラ

【イケハヤ】ド下手を反面教師に学ぶ!投資ロジック - メロンパン、リスクを考える

 

 

 

 

もしもこの73円台に買っていれば今75円台に戻っていますので、為替差益でスワップより何百倍も大きな利益を得られていたということです。

結果論になってしまいますが、イケハヤ氏がお勧めした80円台は時期が悪かったと言えます。

もし80円台の時に〔買〕ではなく〔売〕で、マイナススワップの少ない業者を選んでポジションをとっていれば、これまた大きな利益になったわけです。

 

結局FXはポジションを取るタイミング売買の位置次第で大きく利益が左右されます。

スワップ狙いでとにかくポジションを持っていればいいというやり方のほうがリスクが高いうえに、儲けられる機会が薄い。

長期保有をしていれば暴落に巻き込まれる可能性も増えていきます。

どこかで適宜、決済(=利益確定、利確、利食い)をしたほうが賢明です。

 

よく調べもせずにFXを始め、タイミングも見ず、思考停止でガチホすることに多大なリスクがあることをイケハヤは現在進行形で、自分の金を投じて証明しているのです。

 

 

 

まとめ

 

・FXは為替差益を狙う投資であり、現在スワップ狙いはリスクに比べて利益が薄い。

・豪ドル円よりもスワップの高い主要通貨ペアはある。業者によっても違う。

スワップ狙いではマイナススワップ側ポジションのトレードや、スワップの少ない通貨ペアの取引を捨てることになり自由度が少ない。

 ・イケハヤの投資のおすすめが本当であるなら、彼は投資でもっと儲けているはずだが実際は損切をしたり含み損を抱えている。

・もちろん僕もこの後大損する可能性もあるので、適宜利益を確定しながら気を引き締めてFXをやる。

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最近はYouTubeで投資のおすすめなどを語っていますが、イケハヤ氏の話は鵜呑みにしないようにして自分で調べましょう。

 

 

 

 

蛇足:一応当ブログはどういうものかというと

 

①イケダハヤト氏(イケハヤ)の金融商品(投資)勧誘の不正を見かけ、それを指摘する記事を残すとともに、 

②イケハヤ氏の投資や資産運用の間違いを文章やマンガにして注意喚起を促し、

③イケハヤ氏が散々disっている会社員や会社員のスキルを僕が使って実際にブログを書いたらどうなるかを実験検証し、

自身もFXをやって、イケハヤが推奨している投資方法「FXの豪ドルスワップ投資」を実際やったり自分のスタイルでやったFXの比較・感想を述べ、

⑤本当は投資初心者として投資初心者向けの記事をゆるゆる書きたい。

 

とても盛りだくさんな内容となっており、①のイケハヤ氏の不正は様々な要因で相当減ったものの、プライベートが忙しくなって⑤に全く手をつけておれない現状となっています。