メロンパン、リスクを考える

初心者以上、投資家未満。投資のリスクは人生のリスク。

【続】・もしも営業マンだったころの僕が上司に「ブログを1億で売れ」と言われたら

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~前回のあらすじ~

「ブログを1億円で売りたい」というI氏の案件担当に指名された柳メロンパン。

気乗りしないが調査をし、I氏の支払い能力(与信)に疑問があることを上司に報告。

契約の条件として高額な前受金を設定、様子を見ることにした。

 

b-87gimeronpan.hatenablog.com

 ※

これらは柳メロパンの脳内シミュレーションであり、フィクションです。

実在の人物、団体などには一切関係ありません。

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もしも営業マンだったころの僕が上司に「ブログを1億で売れ」と言われたら

どうも、柳メロンパンです!

 

いろいろ雑務を片付けているうちに、旬を4日ほど逃した感がありますが、分からない人の為にこれ!

togetter.com

 

「ブロガー界の神」とまで名乗っていた人が、ブログオワコン宣言をした後、自分のブログを1億で売りたいと言い出しました。

 

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コメント欄

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「ブログを1億円で売りたい話」対象の動画のコメント欄もこの通り。

容赦ねぇな。

僕もイケハヤというキャラクターを初音ちゃんやミッキー君に例えるとか、寒気がしました。ディズニーにちくったらいいのかな?

イケハヤ氏は自身のキャラクターが「好感度が高く万人に受け入れられるもの」前提で言っているようなので、その前提に賛同する人以外には拷問な動画です。

 

※長い記事なので「続き」に格納します。(7900文字)

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「ブログを1億円で売りたい」、お値段の根拠は何?

あなたのおそばにベネフィット。

離さないからプロフィット。

はいどーもー 柳メロンパンです。

 

★次回予告

「イケハヤのブログを1億円で売れと会社の上司に命じられたら、僕ならどうするか?」

興味あるテーマだったので、ブログにまとめようと思ったのですが、いつもどおり字数が多すぎて現在推敲中です。

うーん、どういう「買手」が可能性あるのか・・・。

自分でシミュレーションしてみるの、楽しいですが、人様に見せるためにはやはり納得するオチが欲しい所。

 

 

さて、そのテーマの中でもポイントになってくるのが、

「ブログの値付け(1億円)の根拠って何やねん?」

 売れるか売れないかの前にこれっすよ。

なんで1億円なん?ブログオワコン言ってましたやん。

そして、1億円も価値があるなら自分で持ってりゃいいじゃん。

 

もちろん僕の周りでは、これが素直な反応。

 

さてさて、僕はイケハヤにブロックされているので、目に留まったこの方に聞いてみました。

よくイケハヤさんの記事の追随や感想をツイートされている方です。

 

1億円の根拠を聞いたら、回答をいただきました。

 

ダメだこりゃ。

まあ、140文字で細かい数字を挙げての説明は難しいとしても、ちょっとこれを「価値の提示」だと思っているのがすごいですね。だってマイナスのことしか書いてないんですよ。

こんなものを買い手に提示したらヒキますよ。

売り先を企業と仮定して、ひとつひとつ見ていきましょう。 

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①コストの示唆

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SEO対策をやりつつ、

つまり、SEO対策をする為に企業は何らかのコストをかけないといけません。もともと社内にその知識があっても、いわゆるメンテナンスのようなランニングコストがかかることが予想されます。

そうしないとドメインパワー落ちるんですよね。SEOでの依存で稼げないって言ってんのは当のイケハヤ自身なんですが、その矛盾の解消もできません。

 

②制御できないブランドリスク

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「イケハヤ」というブランドキャラクター

もともと炎上芸をやっているイケハヤのブランド力を訴求に使えるのはかなり限られた企業だと思うのですが。それいうと「誰も買わない」ってなっちゃうのでちょっと置いておいて。

 

もしもイケハヤが好感度バリバリな人だと仮定します。

しかし社内の人でもないし、個人の素行をある程度管理している事務所に所属しているわけではない、野放しなんです。

いつその好感度(ブランド力)が彼個人のふるまいで落ちてしまうか分からないというリスクがあります。

 

例えばベッキーさん。CMに起用していた企業は彼女のプライベートのふるまいによってイメージダウン・CMを中止し損害を被っています。

そういった場合にイケハヤは損害賠償に応じるのでしょうか。

また、ブランドやイメージを絶対に落としてはいけない「歌のお姉さん」なんて職業は契約によってプライベートにもがちがちの規制をかけています。そうしないと不祥事を起こした場合、お子様相手の仕事をしている手前取り返しがつかないからです。

 

ブランドイメージを個人に担わせる時、これくらいの管理コストを払わなければいけないのは常識なので、野放しの人間のブランドイメージが「上がって収益に結び付く」という話を鵜呑みにする企業はまずいません。

そんな聖人はそうそういないから契約で縛らなければいけないのです。

この主張は企業側はリスクの塊と捉え、イメージダウンに際しての賠償を契約に盛り込むくらいしないと納得しないでしょう。

 

③コストの示唆

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ブログ運用のうまい人がやれば

①と同じですが、そういう人を社内で育成しなければいけないというのはコストです。

また、基準設定もよく分かりません。「上手い人」という条件があるということは、誰にでもできることではないのでは、と思います。

曖昧過ぎて人工が見積りづらい。

 

④回収計画、償還期間もない

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一億円は回収できます!

せめて毎月●万円くらいで●年で回収というざっくりした計画を書いて欲しかったですが。

30年かかるとか意味ないでしょ。

上の文章はコストやリスクを印象付けることばっかりで根拠ないのに、「回収できます」って言いきっちゃうところがね。詐欺師っぽい。

意思の薄弱な人や無知な人はそういう強引さを信じる人もいるのですが、さすがに企業は騙せないうえに、こんなことを軽々しくいうと信頼されないですよ。

せめて言い切るなら根拠を示してからね。

また、回収ってのは(売上 ー コスト)なので、ここでもコストの見積もり数字がでないと参考にできません。

 

⑤制御できないブランドリスク

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②と同じですが、YouTube発の不祥事ってたくさんありますよね。

イケハヤさんが品行方正を貫いて個人のブランドを「上げ続ける」保障はどこにもないのは先ほど書きました。

でも「ブログオワコン」みたいに、イケハヤさんが「YouTubeオワコン」と言い出すかもしれず、YouTubeそのものも安泰かどうかも分からない。

また、上がっていくブランド力が企業にとって都合の良い方向かは分からない。

例)主婦層をターゲットにした製品を扱う企業なのに、イケハヤは男性客の支持しか得られない、とかね。

 

これを聞かされた側は「それがどーした」という反応以外できないですね・・・。

 

いかがでしたでしょうか。

イケハヤのブログ価値を精査するのはなかなか骨が折れます。

だって、考えても考えても「無」なんだもん。

それどころか先にあげたように、イケハヤの今後の動向次第でリスクとなる可能性もあるわけです。

これを売り込みにこられた企業は 1億円で買ったら未知数のコストもかかってリスクを背負う と予想される商品を案内されてどういうリアクションとればいいんでしょうかね。

応接室に案内してたら出した茶菓子すら取り返したい気分になるんじゃないでしょうか。

 

【イケハヤ】ブロガーやめます、ブログ一億で売るよ安いでしょ【炎上商法】 - Togetter

多くの人(現在50名以上)がコメントくれましたが、「イケハヤと切り離したイケハヤドットコムは無価値」これに帰結するんですよね・・・。